クロス cross リフィル 互換 替芯改造方法 4c芯を使う方法


クロスのボールペンはリフィルの選択肢が少なく、色や太さも自由度が低いので
お困りの方も多いのではないでしょうか?
人気のジェットストリームやビクーニャなど、油性インクの替芯とも互換性が有りません。
僕も細字(1.0では太すぎるので0.5-0.7くらい)で青色インクが欲しかった。
唯一互換性があるとされる三菱のSK-8は0.8ですが、黒しか無い。

軸側の穴を広げて対応する方法もあると思いますが、軸を加工してしまうと
SK-8や純正芯が使えなくなってしまいますし、保証も受けられなくなってしまいます。

しかし、どうしてもクロスボールペン、特にcross centuryで青色インクのリフィルを使いたいので、
以下のような加工をして使うことにしてみました。

だいぶ面倒な方法で芯を交換する度に毎回15分ほどの作業が必要ですが、
軸をいためること無く、4C規格であればジェットストリームやその他の4C替芯も使えるようになります。

一部では径の太さサイズの違いにより忌避されるゼブラ芯ですが、
この方法では軸側をいためることも無く、豊富なバリエーションを手に入れることも可能です。

この方式は一部ボールペンで採用されている4C利用のカートリッジ式替芯の方式を流用しています。
カートリッジ作成が面倒な場合や、手元にインク残量のなくなった芯が無い場合は、
これらのカートリッジ採用の軸が500円程度で手に入るので、これを使用することも出来ます。

4C用カートリッジ販売はペン工房キリタ(クリックすると販売先にジャンプします)


が、どちらにせよ4C芯の加工は必要です。

必要なもの;
ラジオペンチ
好きな色の4C芯/油性ボールペン 4C-0.7 替芯 0.7mm

使用済みのクロス互換インク芯(中身が残っているとカットしたときにインクが出て来ます)
もしくはケーファーの4Cアタッチメントを購入することで代用可能
ケーファー用4C芯アタッチメント【ネコポス便】
ダイヤモンドヤスリ(100均などでも購入できます)

方法;

(1)使用済みのクロス純正の芯を用意。
(当然、三菱SK-8でも可)


(2)4C芯の長さより1cmほど短い位置で芯をカット。(写真は金属用の糸ノコ、カッターが必要)

(3)カットした軸のカット先から5mm程度内側をペンチなどで摘み、抑えを作る。
(4)4C芯の先をダイヤモンドヤスリで1cmほどの幅で削る。芯の先を細くして軸に通るようにする。
(5)先が通るようになったら加工したカートリッジに差し込む。



完成。