ディレイ(delay)

テープエコー

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アナログ?デジタル?

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製品レポート

 

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Dub マストアイテム Listen to Lee "Scratch" Perry リー スクラッチ ペリー

60年代からレゲエを進化させ続けてきたリー・ペリー。たとえ誰かが、結果的に彼と同じようなテイストに辿り着いたとしても、リー・ペリーほどのエキセントリックさを持った魅力あふれる音楽をクリエイトできる者はいない。マックス・ロメオ、ジュニア・マーヴィン、ドクター・アリマンタドー、ボブ・マーリィらのアーティストがデビュー当時こぞって彼のプロデュースの下、伝説のスタジオ「ブラック・アーク」でレコーディングをした(このスタジオは後に正気を失った彼自身が火事で全焼させてしまうのだが)。『ブラックボード・ジャングル』『スーパー・エイプ』などのソロ・アルバムでリー・ペリーは、ドラムンベースの元祖ともいえるようなトラックをピコピコ音やエコー、旧式のシンセの音などでメチャクチャにいじりまくり、ダブ・サウンドの誕生にひと役買った。彼のヴォーカル、作品、曲作りのスタイルは神秘的かつ影響力にあふれており、その音楽は、自然や食べ物、セックス、ガンジャ(マリファナ)、そしてオカルトまでもを聴覚的に描写する。リー・ペリーの音楽はガンジャと一緒。トリップしすぎるので、吸い過ぎには要注意だ。

Lee Perry discography

return of the super ape

ゆるーいビートで始まる、ダブ加工されたアナログ感抜群のサウンド。Super Apeに比べて、レゲエ色が強く、聞きやすいのでは?かなりダブ加工された作品になっているが、メチャクチャに弄りまくったという感じではなく、どこまでも楽曲の良さが引き出されている。モコモコしたテープエコーがかかっているんだか、録音した時のテープが悪いんだかわからない超アナログなサウンドは今のデジタル全盛期、最新器材を追いかけることが無意味にさえ見える。(もっとも彼は当時の最新器材で無茶をしていたんだが。)4trのカセットMTRでも素晴らしい音楽は生まれる。そんなことを感じることのできる一枚。

 

 

 

 

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