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last update 2007/01/04復帰



ロジテック LAT-FM300U FM電波出力強化
〜 最強FMトランスミッターへの道 〜



LAT-FM200U、100Uの改造サイトはこちら
初めての方はこちらからご覧頂いた方がわかりやすいです

はじめに■

買ってしまいました。ロジテックの LAT-FM300U
今なら大よそ6,000円から8,000円ほどで手に入ると思われます。

ロジテックダイレクト

最初は買うつもりなかったのですが、ロジテックのWEBサイトを
見ていると物欲に駆られてしまいました。
待望のシャッフル再生、WMA対応、ケーブル着脱、そして音質向上・・・
LAT-FM200U、100Uでは電波を強化することで実質的な音質向上をやってのけた訳だが
本質的には本来持っている力を引き出したに過ぎない。
同じ理屈でLAT-FM300Uも改造ができるとしたら、元の音質が向上しているのならば
FM200UやFM100Uよりも更なる音質向上を期待できるのではないか?
低音域、高音域での音割れが若干見られた点が解消されているのか?
FM電波の限界を目指して久々のチャレンジです。

 
今回はシリーズ最多の6色ラインナップ。
200Uと100Uの成功が垣間見られる強気のラインナップに。
実際に売れている様に見える。200Uが売られた時は
どこに売っているのだ!?というぐらい店頭に置いてなかったものだが
今は安心してどこにでも買いに行けるようになった。
パッケージも一新され、スタイリッシュなデザインとなったのも正常進化であろう。
購入した色はウッド調。本当はカーボン調が欲しかったのだが売切れであったのだ・・・。


用意する物

■半田ゴテ 抵抗を抜く時と穴埋めをする時に必要。ホームセンターで1,000円ぐらいで購入可能 ■ピンセット 抵抗抜く時に必要。小さめの物が使いやすい ■半田 電波を弱めている抵抗を取り除いた後、半田ゴテをつかって隙間を埋めるちなみに上記の物は半田ゴテに付いてました。凄く写真では大きくなってますが、とっても小さいです。

上記3つで基本はOK。200Uと100Uの時と同じ
更にを求める方には下記アイテムを用意して欲しい
■リード線
4,5cm〜30cmぐらいまでの物。
今回は抵抗外しだけでは終わらない!


改造手順
まずは筐体を裏側に置く。
シリアルナンバーなど書いたところにシールが張っています。シールを剥がすとネジが2本見えます。この2本のネジを外します。ネジはこの2本のみです。
・・・やはり基板が200Uと同じではない。
それでも手順は今まで通りに。
基板を持ち上げ、2層式となった基板を分離してください。
さあ、抵抗が載っているはずのメインの基板がコレ。
やはりレイアウトは一新されていた。
ヒヤヒヤしながら基板を細かくチェックしていくと・・
ありました!今回も抵抗が!!
抵抗を外し、半田埋めを終えた写真。
気のせいでなければ以前よりも抵抗が
外しにくい。
そして、半田埋めも思うようにいかなかった。
コツは半田ゴテの先は常に綺麗にした状態
の方が作業がし易い。
濡らしたスポンジを置いて、ジュージュー音を
たてながら綺麗にして使いましょう。
そうしないと溶けた半田が半田ゴテの先に
まとわり付いて作業がし難くなります。

組み立て直して終了です。
今までと同じやり方だけであれば。
ここまででも十分に効果を実感できる
レベルです。


更なる極みを目指して
ナントFM300Uには更なる隠しワザがありました

抵抗を外す時の基板を裏向けにした写真です。
真ん中から左上にかけての辺りが基板に
印刷されたパターンアンテナなのがわかります。
ここから電波が飛んでいるわけです。
左右にS字を描いているのは、少しでも
出力の感度を上げるためだと思われます。
注目なのは、その一番先です。
不自然な穴が・・・。
しかも端子状になっています。
そうです。ここにリード線を加える事で
アンテナ増強が可能になるはずです!
リード線になるようなら何でも構いません。
当然ですが、他のチップ等に干渉しないように
配線が保護のない剥き出しの物はNGです。
ゴムで覆われた物を使ってください。
電波を飛ばす上ではゴムに覆われていても
全く問題ありません。
今回は身近な使わない物として、ミニコンポに
付属しているラジオ用のアンテナを切って
使う事にしました。
今回は約40cmほどの長さに切ってみました。
後から思ったのは長すぎました。
もっと短くても問題ないと思います。
リード線を穴に突っ込んで半田付け。
抵抗を取ったり、半田ブリッジするよりも簡単!
あっと言う間に終わる作業です。
抵抗外しが恐くてできない方はこちらだけでも
いいかもしれません。
効果はこちらも十分あるはずです。
問題なのはこれだけ長いアンテナをどうするか。
ちょっと後先を考えないでとりあえず
付けてしまいました。
筐体の中は思っていた以上にスペースがありません。
筐体の中の周りを沿わせようとしましたが、無理でした。
左の写真の様に、筐体と基板の間で、ボタンより上の
部分に丸め込むように押し込むのがベストだと思います。
写真ではかなり強引に詰め込んでいるように
見えるかもしれませんが、そうでもないです。
結局40cmほどの長さが収まりました。
収まりがつかない人はその都度切って調整されると
いいと思います。

私は決して器用じゃありませんし、面倒くさいので
やりませんが、リード線を外部にまで引っ張り出し
ちゃんとしたアンテナを付けたりした加工まで
行えば効果は絶大になるものかと思います。
元通りにしてしまえば、外見は全く同じ。
効果を早速車で試してみましょう。
ホワイトノイズとまでサヨナラできるぐらいのヤバさです。
注目の音質ですが、デフォルトでもかなり良くなったので
感度のいい車だと差がわかりにくくなってしまいますすが
間違いなく向上しています。
FM200Uと比べると音に厚みが出ました。
割れ気味だった低音もしっかりと響いてくれます。
高音域も更にクリアになった感じです。
この改造をもって最強トランスミッターの完成です!!
最後に、仕様上では最大の容量となるSeagateの
ポケットハードディスク(5GB)も試してみました。
ちゃんと動くものなのか半信半疑でしたが、
全く問題なく動作しておりました。
一杯曲をいれて使いたい方にはオススメです。
しかしながら、終売品のため入手が若干困難です。
投げ売り品として私は7,980円で購入しました。
ちなみにUSBフラッシュはハギワラシスコムの
Lumitasを使用しています。ちょっとデカいんですが
アクセスランプがスモーク上のプラ筐体の中から
光っているため、あまり五月蠅く無くていいんです。

くれぐれも自己責任において作業してください。
電波法に触れる可能性が極めて高い作業です。
FMトランスミッターを使うユーザーも増えてきました。
お互いが不快な気分にならないためにも使わない時は
FMトランスミッターの電源を切っておきましょう。

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