Boss RDD-10 Micro Rack 初期デジタルディレイ
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80年代に現れた初期デジタルディレイ、RDD-10。
DM-2あたりと同時期だが、こちらは完全デジタル。かつラックマウント式。
大きさは高さが1Uサイズ、幅が1/2Uサイズという変則。2個を横に並べると1Uになる。
RDD-10のディレイ音はBoss含めた現行のデジタルディレイと全く異なり、所期デジタル独特の荒い感じ。
どちらかと言えば、SDD-1000等に近い音であると言える。
背面に入出力の端子があり、in/outに加えeffect outの端子もあり、ウェットのみの出力も可能。
また、フットペダルin もあり別売りのフットペダル2種の何れかを接続してon/offの切り替えも可能。
駆動電源はBossの他のコンパクトエフェクト同様に9V、しかも電源サプライ端子もあり、
1系統の9V電源を供給可能。これはラックに同シリーズをマウントした際の対応だろう。
ディレイタイムは〜400msと短めながら、強烈な自己発信と独特のエフェクト音の劣化がある。
ダブエンジニアやDJを中心に現在も人気のあるデジタルディレイの1つといえる。
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